本陣のこだわり

「昔ながら」の八百屋の良さを、そのままに…

お客様との対話を大切にし、「人とのつながり」という温かさを感じながら、和気あいあいとした雰囲気の中でお買い物を楽しんでいただく…これこそが、本陣の思い描く“理想の八百屋像”。どんなことでも気軽に話し合える距離感を感じていただける接客を、従業員一同常に心がけております。
決して新しく作られたスーパーのように、冷暖房を完備させているわけでもなく、仕入れてきた野菜を自然な空気の下で、「ありのままの姿」で並べてあるだけです。
私たちも、同じです。店先に並べられている野菜と同じように、気取らず「ありのまま」で、お客様をお出迎えしております。それは、お客様にも「ありのまま」であって欲しいから…。
食卓にまつわるご相談から生活全般に関わるお悩みまで、どんなことでも気軽に話せる間柄でありたい。そんな人と人とのつながりを感じられる、「昔ながら」の八百屋であり続けることを目指しております。

「喜び」の発信基地として…

本陣でお買い物をして下さる方が、手にした野菜を食べた時に「おいしい!」と感動して下さるために、あるいは調理して晩ごはんの食卓に出した時に家族に「おいしい!」と喜ばれるために、精一杯の“まごころ”を込めて商品のご案内をさせていただきます。
特に果物は、目で見て、手で触り、音を聞き、香りを確かめ、実際に味わってみて…私たち自身も、仕入れる時に五感を使って確認致しております。それは、あなたの味の好みや、いつ頃お召し上がりになりたいかといった「ニーズ」に、極力お応えするために…。
私たちは、野菜や果物といった商品を通し、あなたの生活に「小さなしあわせ」や「大きな喜び」をお届け致します。

新たな歴史を作っていくために…

昭和九年に現在の形で創業して以来、八十五年以上の月日が流れました。時代の変化と共に、市場の在り方も変われば、世の中の「食」に対する考え方や生活スタイルも変わってきて、それに伴い私たちも、取り組む内容が変化してきました。
けれども、時代は変われど変わらない、私たちの“理念”があります。それが何をするにおいても、お客様と、そして地域との「対話・つながり・温かみ」を大切にするということ。
安く商品が手に入る大型店が続々と進出し、町の小さな商店はますます厳しい状況にあります。だからこそ、本陣へ来て下さるお客様への感謝の心をいっぱいに、お客様に少しでも多くの喜びやしあわせを感じていただけるよう、取り組んで参りたいと思います。